2024年12月「今月のお知らせ」

先日の幼児音楽フェスティバルでは、子どもたちの表現や演奏を多くの保護者の皆様よりご覧戴き、応援頂きまして誠にありがとうございました。
これからは冬本番となりますので、ご家庭と共に子どもたちの健康面や衛生管理には十分に気を付けながら、生命保持と情緒の安定、生活や遊び・体験が充実できるよう保育に努めて参ります。

さて、今後の幼児音楽フェスティバルについてですが、各園共に秋の行事として「うんどうのひ(運動会)」や遠足、音楽フェスティバルは今までなら12月中旬開催で行事間隔が開いており、子どもたちの日々の生活にゆとりがあり練習もゆったりとできましたが、今後も今年のような間隔の日程(会場利用申請可能日が減少傾向)での開催だと、子どもたちにとって日々の生活や遊びなど慌ただしくなってしまいます。

フェスティバル主催のわくわくあそぼの園長会でも開催時期の早まりを懸念しており、「1月2月の開催ではどうか?」「週末開催ではなく平日開催なら他団体とのバッティング(抽選会)は少ないのでは? 」「4園での開催ではなく単園での開催ならどうか? 」などなど・・・、発表会時期や会場、発表会内容など、来年度の第40回開催に向けて総合的に検討を開始しました。

また、例えば単園開催なら当園では、音楽フェスティバルという音楽に拘らず、園内でのいわゆる生活発表会(保育園遊戯室か別会場)として、3-5歳児毎に “こどもかいぎ” などみんなで話し合い、 “どんなことをしたいか?” 音楽リズムや運動表現や創作表現など様々なことを検討して行うことは、今後も子どもたちの学びや成長にはとても良いことだと考えております。

一般的に発表会や作品展などはどうしても「見た目のでき栄えの良さ」に意識が向いてしまいますが、そのような評価を得るために保育者が子どもたちに指示をして行うようになると、“子どもたちの主体性”が育ちません。「行事の本来の目的は何か、何のために行うのか」をしっかりと考えて、「どんのもの(こと)ができたのか」だけではなく、それまでの取り組みを通じて「子どもたちにどんな力が育ったか、何が身に付いたのか」を明らかにすることが大切です。このように、「今そしてこれからの時代の子どもたちにとって、より良い行事のあり方はどのようなものか?」というテーマで、保護者の皆さんと一緒に考え合う機会を設けられたらいいなあと思っています。文責:園長

私保連の子育てメッセージより
『大人の判断や習慣で、子どもを縛らず、子どもが自分で判断して、正しく行動していけるように、広い心で見守って』
 子どもは、たくさんの経験をすることで、心と身体を成長させていきます、大人がその場の都合で子どもを評価していると、ほんとうに正しいことがわからなくなり、子どもは混乱してしまいます。子どもが自分で正しく行動できるようになるには、まわりの大人が正しく判断し、見守っていくことが必要です。 間違えることは誰だってあります。一緒に歩んでいきましょう。

七五三飴袋製作0歳児
七五三飴袋製作3~5歳児
七五三飴袋製作2歳児
七五三飴袋製作1歳児
1歳児製作あそび『クリスマスツリー』

\助産師・ごっとさん来園予定など詳細情報/

目次

12月のお釈迦様のお言葉

『忍辱持久』(にんにくじきゅう)

幼児期から、自我を抑制し、(忍辱)我慢に耐える(持久)ことをいいます。
私たちは何かで腹が立ってくると、周りが見えなくなり、平気で人を傷つけてしまいます。それは、自分にとっても相手にとっても、とても悲しいことです。もし自分の欠点を言われたとしても、それを素直に聞ける人は、がまん強い人です。言われたことにすぐ腹を立てる人は、さびしい心の人と言えましょう。人間にとって、がまんすることは大変つらいことですが、自分の気持ちを抑えるということは、とても大切なことです。
苦しいことや、つらいことがあっても耐え忍ぶことのできる人は、ほんとの優しさと、強さを持った人といえましょう。
落ち着いて物事を受け止めてまいりましょう。

12月の行事

2(月) 朝のお集り
遊戯室にてみんなで今月のお仏様のお言葉をききます。

6(金) 成道会(じょうどうえ)
お釈迦様の教えやおさとりを知り、寺院ならではの荘厳な雰囲気の中で儀式に参加します。第2部は、職員による『おはなし会』で楽しみます。

7(土) 保護者会 13:30~15:00
講演会「子ども一人ひとりを尊重する乳幼児期からの性教育」
講師:ごっと助産院 院長 後藤敬子氏

10(火) まつくみ 1小訪問
今年度2回目の交流会!第一小学校の体育館をお借りして、城南こども園の年長児さんと一緒にお楽しみタイムを過ごします。

12(木) まつくみプラネタリウム鑑賞
年長児が中央公民館でプラネタリウム鑑賞をしてきます。クリスマスのお話にわくわく

13(金) 体操教室 (3~5歳児)
今月は、先月に引き続いて「鉄棒」に挑戦。年長児は逆上がりにも挑戦中です

24(火) もちつき大会
年の瀬を感じながら、日本の伝統行事を楽しみます。本物の臼と杵を使って「よいしょ!!」の掛け声に合わせてがんばります。
つきあがったおもちはでお供え餅をつくります。

12/2~1/11 ※年末年始自由登園期間

12/29~1/3 ※年末年始休園

☆成道会☆12月6日(金)

~お釈迦様が『お悟り』をおひらきになった日~
お釈迦様の教えを知り、お互いにいたわりあい 尊敬しながら正しいものの見方・考え方・みんなが幸せに暮らせる方法を学び取ります。
当園の3大仏教行事の1つでございます。
第一部:儀式  第二部:おはなし会  第三部:お祝い会食
※第一部・二部は、まつくみ保護者のみ参観できます。

今月の職員研修

※井桁容子先生来援:保育視察と勉強会(19.20日)

  • 園児たちの素敵エピソード(キラキラ、いいこと思いついた!):各職員会議にて全職員より:語り合い
  • 井桁容子先生:保育ナビ12月:0.1.2歳児のセンス・オブ・ワンダー(子ども同士が自然にかかわり合える環境)グループワーク
  • 保育ナビ12月:3.4.5歳児 遊びが育つ保育(協同性の発達と遊び:5歳児7期→友だちと遊ぶ楽しさが深まっていく時期)
  • 保育ナビ12月:子どもたちのミーテインングQ&A(=サークルタイム、こどもかいぎ)
  • 汐見稔幸監修:映像で見る乳児の保育 遊びと生活 (0.1.2歳) グループワーク
  • 久保健太著:写真と動画で分かる主体性から理解する子どもの発達(3.4.5歳) グループワーク
  • 職員間の各クラス訪問研修(所属クラス以外の、クラス内環境、手作りおもちゃ、関わり方など)
  • 保育の友、保育通信、保育界、遊育、エデュカーレ、他:書面研修(食育、保育全般、環境づくり、コミュニケーション、保育制度・政策の動きなど)

【毎月】:やまごや作業療法士・公益大公認心理士・ごっと助産院長来園 ⇒ 子どもの困りごと、保育援助、妊産婦・子育て支援等

発育測定

毎月身体測定を行い、大きくなったことを喜び、食育や活動につなげていきます

  • 12/3(火)まつくみ
  • 12/4(水)ばらくみ
  • 12/5(木)さくらくみ
  • 12/9(月)うめくみ
  • 12/10(火)ももくみ・すみれくみ
  • 12/11(水)いちごくみ・たんぽぽくみ

食事目標

食事の正しい食習慣を身につけましょう!

食前食後のあいさつ、食べる姿勢、よく噛んで食べるなどの基本的な食習慣と、箸の使い方や食器を上手に使うといったマナーを身につけましょう

いよいよ今年も残りわずかとなりました。年末年始は、早寝·早起き·食事の時間を決める等、日常生活を大切にするよう心がけ過ごしましょう。又、家族で過ごす時間も多く、大掃除や食事の準備をお手伝いしてもらうよい機会です。楽しくお手伝いができると食欲にもつながります。
雑煮やシチュー、おでんなどの体の温まる食事をとりながら、家族で新しい年を迎えましょう(*^-^*)

11月の郷土料理
今月の食育コーナー
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