2025年10月「今月のお知らせ」

 猛暑の夏が終わりましたが、気候変動により激しい雨が時々あるこの頃です。屋内では各コーナーで自由に遊び、園庭や広場では元気に体を動かしたり砂場遊びや虫・花などの自然物と向き合い、じっくりと遊び込んでいる姿が印象的です。毎日お友だちと一緒に一生懸命に生きている、そんな子どもたちとの暮らしの日々を職員一同心地良く感じています。
 さて近年、各地域の子ども家庭センターでの児童虐待に関する相談対応件数が増加の一途をたどっており、その背景には社会的関心の高まりや通報制度の浸透もある一方で、地域との繋がりの希薄化や、子育て家庭の孤独といった現代的な課題が浮かび上がっています。児童虐待は突然起こるものではなく、多くの場合、日常の中での親の孤独やストレスの蓄積、支援不足など、様々なリスクが重なった結果として表面化します。
 つまり、早期にリスクの兆候を察知し、適切な支援を受けることで多くの虐待は未然に防ぐことが可能です。
(参考文献 :月間福祉10月号)

 私の好きな専門家の一人、教育評論家の親野智可等先生が
このように言っていました。『自分が子どものころ親に否定的に叱られてばかりだった。ほめられたり共感してもらったりはなかった。感情的にキレられて叩かれることもあった。過干渉で自分の価値観を押しつける親だった。支配的で強圧的な親だった。このような場合、自分が親になって子育てを始めたとき、うっかりしているとわが子にも同じような接し方をしてしまう可能性はあります。でも、「自分がされたことをわが子にはしない。負の連鎖を断ち切る」と決意して、子育て関係の本や情報で学んだり、自分の心をしっかり見つめたりして努力していれば、自分の親とは全く別の子育てができるようになります』。
 頑張りすぎても良くないし、いつもいつもうまくはいかないけど、社会のみんなで同じ方向(良き未来)を向いて、みんなで子どもたちを守り、見守り、一緒に楽しんで過ごせる社会にしていきましょうね。そして一日一つはしっかりと褒めてあげてくださいね。(文献:園長)

ぐんぐん成長かぼちゃの苗
2歳児造形作品『はらぺこあおむし』
0歳児保育室壁面『くだもの列車』

\助産師・ごっとさん来園予定など詳細情報/

目次

10月のお釈迦様のお言葉

『同事協力』(どうじきょうりょく)
~お互いに助け合おう~

ひとりではできないことでも、ふたりならできる。ふたりでできないことでも、大勢ならできる。

  • みんなで助け合うことによって、思いもかけない大きな仕事ができることを知ってほしいと思います。
  • グループ遊びを通して、集団で遊ぶ楽しさをたくさん経験させて、さらに思いやりや信頼感を深めていきたいと思います。
  • 人という字は、人と人が助けあい、支え合うことから成り立っています。
  • 集団で協力し合い、また楽しく遊ぶことを通して思いやりの心を育て、子どもたちが一段と成長してほしいと思います。

10月の行事

1(水)朝のお集まり
お仏さまのお言葉をみんなで聞き、手を合わせます。

10(金)体操教室 (まつ・ばら)
基礎の動き・つみき・なわとび・フープ・ボール・マット…専任講師による全身の運動遊びです。今月は平均台に挑戦です!

11(土)うんどうのひ AM9:30~11:00
〈会場〉つるしんアリーナ小真木原 3Fアリーナ

29(水)わくわくあそぼ モンテサッカー教室(年長児参加)
わくわくあそぼの交流保育第2弾!だだちゃアリーナにてサッカーを教えていただきながら交流を楽しんできます!

30(木)内科検診
園医(はらだこども医院)の先生より、健康診断をしていただきます。

体操教室

24(金)体操教室(まつ・ばら・さくらくみ参加)
基礎の動き・つみき・なわとび・フープ・ボール・マット…専任講師による全身の運動遊びです。年少児も元気に参加!

身体測定

1日:まつ  2日:ばら  6日:さくら  7日:うめ  
8日:いちご・たんぽぽくみ 9日:もも・すみれくみ

※10/6(月)~10/18(土)の期間は仙台青葉学院短期大学の学生1名が実習に来ます。
ご理解の程よろしくお願いします。

12/18(木)成道会
お釈迦様が【お悟り】をおひらきなった日です
当園の三大仏教行事でございます。

わくわくあそぼ主催
第40回 幼児音楽フェスティバル
令和7年12月5日(金) PM2:30開場  3:00開演

今年度も中央公民館で開催されます。当園は3~5歳児の出演となります。皆様のご声援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
当日は多くの職員が出演スタッフとして参加いたします。
すくすくゾーンの皆さんには、ぜひ家庭保育のご協力をお願いするとともに、会場にてなかよしゾーンの子どもたちの演技・演奏をご覧ください!

今月の職員研修
  • 保育の友10月号:「子どものSOSを見逃さない」、「地域とともに歩む子育て支援」
  • 保育界9月号:大人とのあたたかい関係や家事手伝いが「非認知能力」を育む
  • 保育通信9月号:上越教育大学大学院 教授 野口孝則『保育園での食育実践講座』
  • 保育通信9月号:井桁容子『目には見えないもの 心を育てる保育の力』:書面研修
  • 保育ナビ9月号:井桁容子『保育者のセンス・オブ・ワンダー(0.1.2歳児)“柔らかくて美しい「自信」”』:グループワーク
  • 大豆生田啓友監修:『保育が変わると計画が変わる・・・子どもの姿ベースの指導計画 (保育ナビ10月号)』:副園長より
  • 汐見稔幸監修:映像で見る乳児の保育 遊びと生活 (0.1.2歳):グループワーク
  • 計画通りにいかないジグザグ保育がつくる子ども主体の学び(学研)(3.4.5歳児):グループワーク
  • 【毎月】:やまごや作業療法士・公益大公認心理士・ごっと助産院長(助産師・保健師)来園 ⇒ 子どもの困りごと、保育援助、産前産後支援・子育て支援等

食事目標

★自然の実りに感謝して楽しく食べましょう!

野菜の収穫を通して、自然の恵みに感謝する気持ちを持ち、旬の食材に触れ、
美味しくいただきましょう!

日中も過ごしやすい日が多くなり、秋らしくなってきましたね。暑すぎず、寒すぎず、丁度よい今の時期は、食欲も増してさらに食べ物がおいしく食べられそうです。秋が旬の食材も、さつまいもやきのこ、鯖、秋刀魚、柿 、りんごなど、たくさん出てきていますね。給食でも秋の味覚をたくさん献立に取り入れているので、旬を味わいながら食べてもらえたらと思います。

今月の食育コーナー(非常食の展示)
9月の郷土料理(庄内の芋煮)
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