特色ある保育
このようなことに力を入れています
これからの保育に求められることは、大人の指示に従ういい子に育てるのではなく、その人にしかない特性に磨きをかけていく時代へと変化しています。
当保育園では、AIにはない”その人らしさ”、”その人しかないもの”を活かして、しなやかな心で、ひとと関わりながら生きていける応援をしていきます。
0歳児からの対話を大切にしています
「あなたはどうしたい?」と0歳児から子どもの心の声にこたえ応答的な関わりを行います。また、『こどもかいぎ』を行い、話す力や聞く力、思いやる心を育みます。
相手を理解することで、多様性を知り、自己肯定感を高め、そして他者信頼感へとつながっていく。子どもの人権と自己決定を大切に「人っていいな」と思える人になってほしいと思います。
そして、子どもたちが主体的に、夢中になって「わくわく」遊びこめる「あそび中心の保育」を展開して参ります。子どもたちの生活はすべて「あそび」です。その中から、何だろう?どうしてだろう?と考え、失敗や葛藤を繰り返し、遊びを通して友だちと一緒に「学び」、意欲的にチャレンジしながら成長していきます。
「こどもまんなか」社会を目指し、保護者や地域の皆さんに常念寺保育園のサポーターになってもらい「人づくり・まちづくり」を一緒に行っていきましょう。
にじのひろばについて
自己充実から生まれる協調・共生の心
人はそれぞれ顔かたちが違うように、その性格・思考も違います。めざす目的も違います。青色、黄色、赤色、白色など、様々な色合いの『光』を放っている、様々な人がおります。そして、にじのようにそれぞれの色の光を放ちながら見事にハーモニーを奏でています。
人にはそれぞれの主張があり、思いがあり、それぞれに表現したいのです。自由あそびの中では、子どもたちが自分の好きなあそびをストレートに選択できる充分なスペースと、自然と一体な中に各分野が網羅されたコーナーの盛り込みにあたっての新鮮な発想と安全保育は職員へ課されるものです。その環境の中で子どもたちが自己を充実させ満足できることが更なる活動へのエネルギーとなり、いたわり・慈しみ・共生きが育つものでしょう。
なかよし会について (異年齢児保育)
やさしさといたわりのこころ
慈悲の心を養う仏教保育の精神を肌で感じとり、『やさしさといたわりの心』を培うことの具現化の一つとして、3才以上児の異年齢グループによる『なかよし会』があります。普通保育の中では取組みにくい大型あそびに年間を通して取り組んでいます。
異年齢の子どもたちが、一緒にいろいろな体験をする中でいたわりの気持ちが育まれ、リーダーシップをとれるように、又、年長児の一挙手一投足は年中・年小児にとっては素晴らしいお手本です。
苗植えと収穫物のクッキング アスレチック大会 お散歩ウィークリー
遠足 お買いものごっこ 大型造形
うんどう遊びについて
たくさん遊んで骨のある子に
最近、ちょっとしたことで骨折する、姿勢が悪い、すぐ疲れる、腰が痛い等、子どものからだの異常、又、心の異常も増えてきているといわれます。骨は身体の中心『骨が丈夫でこそ健全な子どもに成長する』そして『健全な精神は健全なからだに宿る』ともいわれます。
園庭・広い「なかよし広場」・境内で自分から進んでからだを動かすことが好きな子どもになって欲しい!と願っております。
屋上プール
水遊びは、血液の防衛本能が強化され、子どもの心身の発育が向上し、抵抗力が強くなります。
又、水で遊ぶ中で決断力や勇気等が育つといわれます。衣服の着脱などを自主的にする機会でもあります。
屋上は景観素晴らしく、四方の山々、常念寺境内の松の緑、そして大きなプール、大変環境に恵まれています。
体操教室
月2回、専門の先生による幼児体操教室は子どもたちに大人気、楽しい動きでの柔軟体操、ルールを守りながらのマット・とび箱・なわとび等・・、何にでも積極的に挑戦しています。
常念寺保育園農場について
自然と大地にふれあう保育
子どもたちが自然と触れ合い、その変化に気づいたり、土に親しみ、畑で作物を育てることは、様々な発見、感動があり感性を育てることになります。又、色々なことについての認識を深めていく大切な経験です。世話をして育てるという活動は『生命』についての正常な見方の具現化であり、自然と人間との調和を教えてくれます。
園舎に隣接した専用農園は、子どもたちの活動の場として種を蒔き、世話をし、収穫を楽しんでいます。収穫物も昼食に提供されることもしばしば、子どもたちのクッキング保育にも生きてきます。
園庭にはざくろ・ビワ・プルーン等の果実が実をつけ、どんぐり拾い・松ぼっくり拾い等も楽しんでいます。
フラワーバンドについて
音楽を通して心豊かな子どもを育てよう
幼児期は音楽に親しむ生活の基礎づくりをする大切な時期で、音楽の美しさ、楽しさ、喜びを感じるために、のびのびした活動を通して心豊かな幼児を育てて行きたいと考えます。情操教育は美しいもの、きれいなものを見分けるという目に見える世界のものではなく、人を超えたもの、人の目には見ることのできないものを心でとらえるための感覚を養うもので大変大切なものです。
フラワーバンドを通して幼児たちの秘めもっている無限の可能性を引き出して他への相乗効果を高め、心豊かな人間形成を培ってまいります。
- 自然に身体が動き出し、リズム感や表現力が身につくような楽しい音楽が流れる環境、身近な打楽器、導入のための職員による楽しいパフォーマンス、常に新鮮な刺激がいっぱいです。
- 美しい音楽を聞く喜び、つくり出す喜びを味わえるように、各年齢に沿った、合奏用楽器・キーボード・和太鼓・手具等を豊富に揃え、又、職員の生バンド演奏会や、他園との合同発表会(幼児音楽フェスティバル)等を行っています。
- 造形から音楽へ(手づくり楽器遊び)や音楽から体力づくり(健康体操)と幅広い視野に立ち、地域との交流も深めたいと考えています。
世代間交流・地域交流について
様々な行事の中で、地域のお年寄りと一緒に活動したり、子どもたちのかわいい歌や踊りを楽しんでもらうことで、心地よい達成感を味わい、同時に相互の機能の増進も期待できます。
子どもたちはお年寄りの長い間果たしてきた役割を知ったり、経験豊かな知恵や知識を伝えてもらったりと、豊かな遊びが展開されている。お年寄りの温かい雰囲気、優しさはそのまま、小さなもの弱いものへのいたわりとなって子どもたちの心に刻まれて、心も教育として大切にしている行事です。
苗植え 収穫祭 花まつり 七夕まつり 敬老お祝い会 お茶会・豆まき大会
年間⾏事
行事を活用し、それまでの頑張りや友だちとの協力などの過程を大切に、その経験を次の学びにつなげていきます。
春
- 入園式
- 植樹祭
- 時の記念日
- 創立記念日
- はなまつり
夏
- 七夕まつり・敬老お祝い会
- プールあそび
- 夕涼み会
- おかいものごっこ
秋
- 大運動会
- 親子遠足(保護者会共同開催)
- 収穫祭
- 七五三お祝い会
- 勤労感謝の会
冬
- 成道会
- 幼児音楽フェスティバル
- 餅つき大会
- 豆まき大会
- 涅槃会
- 卒園式
- 毎月 発育測定と非常訓練・お誕生会があります。
- 他に、交通ルールを学ぶ『かもしかクラブ』(年4回)、保育参観や世代間交流、保護者会などもあります。
3大仏教行事について
はなまつり
4月8日、お釈迦様のお誕生をお祝いする日が『はなまつり』です。
当園では6月の上旬に年長児が稚児行列を行い、常念寺本堂にて甘茶をかけたり、保護者のみなさんとともにお祝いしたり、楽しい1日を過ごします。
成道会(じょうどうえ)
お釈迦様がお悟りをひらかれた12月8日を「成道会」といい、12月初旬にお祝い会を行います。
常念寺本堂にて、年長児が厳かに献灯・献花・献乳を務めます。
涅槃会(ねはんえ)
お釈迦様がお亡くなりになった日2月15日を涅槃会といい、お釈迦様の教えに感謝しながら、常念寺本堂にて涅槃会掛図を見ながらお参りします。
園児の一日
1日の子どもの活動を目安として下記のように設定しております。
※1才未満の乳児においては、個人のリズムに合わせながら進めていきます。